説明
色
唯一無二の色
草木染は、天然素材を染料としています。
同じ素材から染めても、いつも寸分たがわず同じ色に染まるということはありません。
染めるときの条件、植物の生育条件で発色が異なります。
手に取っていただく毛糸は唯一無二の色ということになります。
また、染める時にはなるべく色が均一になるよう、糸の状態が悪くならない程度に媒染液や染液を撹拌しています。
それでも、色に揺らぎ(むら)が出てしまいます。
手染め糸ならではの色とご了承くださいませ。
堅牢度
経年変化を楽しむ
堅牢度(染色堅牢度)とは、光(自然光、人工光線)、汗などの水分(汚れ)、洗濯、摩擦などの様々な要因に対して、変色・色落ち・色褪せの抵抗性の度合いのことです。
堅牢度が高い=色もちがよいということです。
ただし堅牢度が高いからと言って、”ずっと色を持続できる”ということを保証するものではありません。
特に天然素材で染めたものは、変色・褪色を免れません。
草木染の楽しさは、この色の変化にあると考えております。
経年変化にて、より柔らかい色合いになる様をお楽しみくださいませ。
※当店の堅牢度は、寺村祐子氏著【ウールの植物染色/続・ウールの植物染色】を参考にしており、特に耐光堅牢度を表示しております。
※上記著書に記載のない染料(植物)に関しては”同科”のものを表示させていただいております。
取り扱い方法
大まかな取り扱いは、通常の毛糸と何ら変わりはございません。
ただ草木染は、堅牢度の項目にも記載しましたが、変色・褪色しやすいものとなっています。
保管は日の当たらないところ、お洗濯後は必ず陰干しにしてください。
漂白剤の使用はNGです。
染色時、色落ちがなくなるまでゆすいでいますが、それでも特に濃色は色落ちすることがあります。
淡色のものと一緒に長期間保管をすると、湿気などで色移りしてしまうこともございます。
色移りを避けるためにも、色別に袋ごとに分けるなどして保管してください。
レビュー
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